村松虚空蔵尊の、鳥居から向かって左手奥に進むと「茨城のお伊勢様」と呼ばれている村松大神宮が鎮座しています。
”茨城一の宮”・・・無視するわけにはいかない!
そう思い、立ち寄って行くことにしました
”これより出世参道”と書かれた奥に、その”一の宮”が。
出世は特に望んでいませんが、せっかく来たのだからなんらかの御利益をいただいて行きましょう
祀り神様は、天手力男命(あまのたぢからおのみこと)と、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)。それとすみません(・・;)字が読めませんでしたが何とかという知恵の神様
”茨城のお伊勢様”と呼ばれている通り、三重県の伊勢神宮と大いに関係のある御宮。あのお伊勢様の分社なのですよ
創建は和同元年(708年)と言われています。
徳川光圀公の時代には勿論、存在していまして彼も参拝に来られたようで境内には「義公(光圀)おこしかけの石」という石があります。
ここに腰掛け、果たして何を思ったか。。。
また、斉昭公お手植えの白梅の木もありました。
老木ながら、青々とした梅の実をつけています
では、御参りを
神社界最高尊と言われている天照皇大神を祀り神とした、”茨城のお伊勢様”。
ですから願い事が自分の思うようにいかないからと言って、決して神社のせいにはできません。
さて、この拝殿の奥に本殿があるようでして。でも今回は訪れていません
帰宅後この大神宮について、ネットや村の観光協会で出版したガイドブックで調べてみましたが他にも見どころがあり、今回私が足を踏み入れたのはほんの1部にしかすぎないことが判明しました
拝殿奥の本殿とか、御神輿を奉納した”みこし舎”、幻の大祭礼と言われた
”※ヤンサマチ”と言われるお祭りの碑etx。。。興味深いものがたくさんありましたので後日、出直すことにします。紅葉の時期頃にでも
余談ですが、拝殿脇道から森の中を通り歩くと”村松海岸”に出るらしい。。。
この案内板に従い、森の中をくぐり歩いて行くと辺り一面に広がっていたのは砂丘でした。
すぐそばで波のざわめきが聞こえど、海は見えません
なぜならば、周囲は”防砂林”と呼ばれる松林がガードした格好で生い茂っていたのです。
海を見るにはその砂丘をずっと降りていかなければならないようです。
スニーカー履いて歩いて行くのはシンドそうだったし、来た道が分からなくなりそうでしたので断念しました(笑)
茨城一の宮、そして茨城のお伊勢様・村松大神宮も、前回の記事で書きました虚空蔵さまもいづれも東海村の”宝物”じゃないですか
地元の皆さんそして、県民の皆さんで大切に守っていきましょうよ☆
”※ヤンサマチ”=ここ・村松大神宮を中心に現在の那珂市~東海村~ひたちなか市にまたがり開催されたという大祭礼。1600年代より300年あまり続いた伝統行事だったそうですが昭和4年を最後に突然途絶え、現在では書物の中でしかそのお祭りの内容を知ることができません。コチラのHPでそのお祭りの概要を知ることができますのでよろしかったら→http://www10.ocn.ne.jp/~yansaweb/勿論私はこのお祭りを知るはずもなく、身内でもこのヤンサマチが最後に開催された昭和4年にいたと思われる人は既にこの世にいません。
自分が知らない時代に、長年続いて突然消えた大祭礼。。。想像するとなんとなくロマンを感じます
いつもありがとうございます!
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